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(方丈记)闲居之思

名段摘录:徒然草与方丈记(中日双语)

中译与人交友,常人俱首重富贵,能予人实惠者优先,情厚及正直者未必讨喜。如此,还不如与丝竹花月为友。仆人择友,首顾赏罚,恩厚者先,却不重真心照应、软语体恤及安适生活。故不如以自身为自身之仆。既言以己为仆,则一应诸事,必要躬体力行。虽说常感倦怠,但与役使他人相比,轻松许多。

原文それ、人の友とあるものは、富めるをたふとみ、ねんごろなるを先とす。必ずしも晴あると、すなほなるとをぱ愛せず。ただ、糸竹、花月を友とせんにはしかじ。人の奴たるものは、賞罰はなはだしく、恩顧あうきを先とす。さらに、はぐくみあはれむと、やすくしづかなるとをば願はず。  ただわが身を奴婢とするにはしかず。いかが奴婢とするとならば、もしなすべきことあれば、すなはち、おのが身をつかふ。たゆからずしもあらねど、人を従へ、人をかへりみるよりやすし。もし、歩くべきことあれば、みづから歩む。苦しといへども、馬、鞍、牛、車と心を悩ますにはしかず。

现代语译さて、人の友人というものは、富裕な者を尊敬し、観密である者を第一とする。必ずしも人情のある者と正直な者を愛するのではない。ただ、音楽や風流を友とするのに拉したことはない。人の召使である者は、褒発が格別に多く、引き立ての手厚い主人を第一とする。決して、大切にしていりくしんでくれることと、穏やかで静かなことを願わない。  ただ、自分の体を召使にすることには及ばない。どのように召使とするのかというならば、もし、しなければならない事があるときは、いりもすぐに自分の体を使う。だるくないこともないのだが、他人を従え、他人の面倒を見るよりは友楽である。もし、歩かなけれぱならないことがるときは、いっも自分で歩く。苦しいといっても、馬や鞍、牛や車と心を苦しめるには及ばない。

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