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第一百二十八段

名段摘录:徒然草与方丈记(中日双语)

原文大方、生ける物を殺し、傷め、闘はしめて、遊び楽しまん人は、畜生残害の類なり。万の鳥獣、小さき虫までも、心をとめて有様を見るに、子を思ひ、親をなつかしくし、夫婦を伴ひ、嫉み、怒り、欲多く、身を愛し、命を惜しめること、偏へに愚痴なる故に、人よりもまさりて甚だし。彼に苦しみを与へ、命を奪はん事、いかでかいたましからざらん。 すべて、一切の有情を見て、慈悲の心なからんは、人倫にあらず。

现代语译どんな場合でも、動物を殺したり、いたぶったり、格闘させて喜んでいる輩は人間でなく、畜生がお互いに噛み殺し合っているのと同類だ。生きとし生けるもの全て、鳥や獣、虫けらまでも、よく観察してみると、子を想い、親を慕い、夫婦で寄り添い、嫉妬し合い、逆上し、欲張り、防衛本能が働いている健気な姿は、単純な脳味噌なだけに、人間よりもずっと素直である。そんな動物を、いたぶり殺しても平気だとすれば異常でしかない。  全ての心ある動物を見て優しい気持ちになれないとしたら、人間ではない。

中译虐待、杀戮动物,让动物互相残杀,以此取乐的人都没有资格称之为人。这种行为无异于畜生之间互相残害。所有鸟兽、昆虫,如果仔细观察它们的样子,就能看出它们也会爱护幼子,依恋父母,夫妻相爱,会嫉妒,会恼怒,会有七情六欲,懂得保护自己,爱惜生命。甚至因为它们不懂思想道理,有时感情比人类还要执着。折磨它们,让它们痛苦,甚至夺去它们的生命,是多么没有怜悯之心的举动!总之,对所有的生物都没有慈悲之心的人,没有资格称之为人。

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